Q1:尿に血が混じるんですが。
内科的腎疾患(糸球体腎炎など)の他、尿路結石(腎結石や尿管結石など)、尿路腫瘍
(膀胱癌、腎癌、前立腺癌など)また女性では出血性膀胱炎、腎下垂、尿道カルンクル(血管腫)
などが考えられます。特に血尿以外とりたてて痛くもなく他に症状のないもの(無症候性血尿)
で癌が見つかることがありますので要注意。また薬の影響(便秘薬、止血剤、ビタミン剤)や、
脱水症、消耗性疾患で一見,血尿の様に見えることがあります。肝臓病で泡まで赤くなります。
Q2:健診で尿蛋白が陽性といわれました。
放置してよい起立性蛋白尿のほか、腎炎、糖尿病性腎症、高血圧性腎硬化症などを調べる
必要があります。
Q3:赤い精液が出ました。
若い人ではアレルギーや、クラミジアが関与した精嚢腺炎、前立腺炎がほとんど。ごくまれに
精嚢腺腫瘍のことあり。50歳以降では前立腺癌によることも。血のにじむ努力は称賛に値しますが、お金と精液は出しっぱなしはいけません。たまには自分のまたをよーく観察しよう。
Q4:精液が出ないんです。
射精感があるのに精液が出ない。これは逆行性射精といって、前立腺肥大症の手術後によく
みられます。空鉄砲で実害はないんですが、男性不妊症の原因の一つでもあります。
Q5:おしっこが匂います。
通常はほとんど無臭で、アルコール、ビタミン剤を飲んだり、にんにくを食べたあとで匂うくらい
です。ツーンとくる刺激臭があるときは尿路の炎症を、甘酸っぱいにおいの時は糖尿病を考えます。
Q6:おしっこが出にくいです。<
前立腺肥大症、膀胱頸部硬化症、尿道狭窄などの下部尿路閉塞のほか、脳卒中や骨盤内
手術後の後遺症(神経因性膀胱)が疑われます。また薬剤の影響(風邪薬、胃腸薬など)も考え
なければいけません。
Q7:おしっこが近いです。
膀胱炎、前立腺炎が考えられます。また前立腺肥大症の初期には夜間頻尿がおこります。
神経性のものや脳梗塞後遺症によることもあります。また尿量が増える病気で、腎臓病の初期、糖尿病、尿崩症によることもあります。
Q8:おしっこするときに痛みます。
排尿のはじめに痛むときは尿道炎、あとが痛むのは膀胱炎、前立腺炎が考えられます。
濃縮尿や薬剤の代謝産物の影響によることもあります。
Q9:尿道から膿が出できます。
まちがいなく立派な尿道炎です。昔は淋病が多かったのですが、最近は非淋菌性尿道炎や
クラミジア感染症が増えています。膿がしたたるのも淋しいことですし、奥の方に進行してたま
(副睾丸)が腫れてくることがあります。たまったものでありません。原因は胸に手をあてれば思い当たるでしょうが、泌尿器科医は警察ではありません。深くは追及しないですから一刻も早く受診して下さい。君子あやうきに近寄らず。
Q10:おしっこが漏れてしまいます。
重い荷物を持ったり、階段の上り下り、笑ったり咳こんだときに漏れる腹圧性尿失禁、膀胱炎
など膀胱刺激症状でたまらず漏れてしまう急迫性尿失禁、前立腺肥大症等で膀胱にたまった
尿があふれて漏れてくる溢流性尿失禁があります。
Q11:たまが腫れてきましたが。
痛みを伴う場合は精巣上体炎(副睾丸炎)を、痛くない場合は陰嚢水腫、精索静脈瘤が
考えられます。転落や股ぐらを蹴られて睾丸が破裂することがあります(玉にキズ)。
まれに精巣腫瘍(睾丸のがん)がありますので要注意。
Q12:性器にぶつぶつができました。
単純な炎症か、分泌腺の跡のことが多いですが性器ヘルペス、尖圭コンジローマを鑑別する
必要があります。後の二者は相手にうつる可能性があります。
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